2018/05/02
現場親方 川又俊哉
現場施工の親方を担当させて頂いてます、川又俊哉です。
これは9年間風水墓を造っている私の体験談になります。
まだ30代の私ですが、私も「癌から復活した男」です。
18歳の時、脳の癌が見つかり治療を受けました。そして、無事に高校卒業。
内定していた会社のオリエンテーションで、病気の事を伝えると内定取り消しになりました
働いてもいないのにクビです。
「なんで、なんで・・・。俺ばっかりこんな目に合うんだろう?」と思いました。
18歳の自分には、ショックが強かったみたいで、正直その時の感情はあまり記憶がありません。
ショックは強かったけど、自分は元気だと思っていたし、親にも迷惑かけられないと思い、
働くために、仕事をさがしました。そして面接を申し込んだ先が「新日本石匠」です
いきなり社長が面接してくれました。私の話を真摯に聞いてくれて、ドーンと受け止めてくれました。
社長の事を「でっかい人だな」と思いました。
面接の時に社長は「癌は治るから、うちで働け!」と笑顔で言ってくれました。
そんな社長に元気と気合をもらい「死ぬかもしれない」恐怖より「働きたい」やる気の方が大きくなっていきました
それから毎日毎日お墓を造り続ける日々が始まりました。
風水墓を造りに、北海道や広島県や岡山県に行くこともありました。
遠方の仕事も多いので、忘れ物が無いか、天気は大丈夫か。責任感でいっぱいになる事も多かったのですが、
仕事に自信が持てるようになると、お客様の気持ちを考える様になってきました。
風水墓を造るのは、私たち職人だけではありません。お客様も、写経をしたり、地鎮祭に立ち会ったりと
一緒に造っていく感覚があります。
お客様の想いと、陰宅風水の技術が土地に入ると、その場の氣が変わります。
氣が変わるのは、オーリングテストなどをすると、一目瞭然です。
風水墓ほど、明るいお墓はありません。
いろいろなスタイルのお墓はありますが、風水墓を知っていたら、絶対風水墓を選ぶと思います。
地鎮祭の時に、あまり雨が降らない事も不思議な力を感じます。地鎮祭が終わってから雨が降る事が多いのです。
一般的なお墓を造るときもあります。完成すると、お客様は喜んでくださいます。
風水墓を造ると、お客様は驚きます。その後喜んで、感謝までしてくださいます。
私は、脳腫瘍のおかげで風水墓の仕事に出会いました。現場は、暑いし、寒いし、大変な事も沢山ありますが
こんなに自分が感謝される仕事は他に無いだろうと思います。
そして、社長の言った通り、癌が治りました。10年何もなく、力仕事をしています。治ったと言って良いと思っています。
癌が見つかった当時、家族は私に内緒にしていたのですが、「ステージ4」手術不能だったそうです。
自分で言う事かはわかりませんが、見事復活しました。
私自身も、健康に気を付けて、より多くの方に風水墓をお届けしたいと思います
もっと、もっと、多くの方に風水墓を知って頂きたいですね