2022/02/18
家を建てる場合、「地鎮祭(じちんさい)」を行いますよね
忘れてませんか?お墓の地鎮祭
建物を建てるには、その土地を使わせていただかなければいけません
日本には、古くから「八百万の神(やおよろず)」がいらっしゃると言われています
神社だけでなく、山や川など、自然すべてに神(スピリッツ)が宿って、その場所をおまもりしているという考え方です
土地を守っている神様(スピリッツ)を「土公神様(どこうじんさま)」と呼びます
土公神様に「挨拶」をするのが「地鎮祭」なのです
着工は土用を避ける
昔から言われている「土用」は年に四回 この土用の期間には「工事着工」をすべきではありません
それは、「土公神様が活発になる時期だから」と言われています
神様やスピリッツは、普通、目に見えないんですけどね
見えないからこそ、礼を尽くせる人間でありたいものです
人間よりも、ずっと古来から存在している尊い存在に対し
礼を尽くすのは当たり前・・・というか、挨拶くらいしておいた方が良いですよね
我々は、「後から来た者」なんですから
たまに、「地鎮祭やらなかったら、どうなるんですか?」と聞かれる事があります
どうなると思いますか?
そんな時は、「地獄におちるわよ!」
なんて事は言いません(笑)
おひとり、おひとり、人生が違いますから、そんなこと分かりません
やらなかったら「悔いが残る場合がある」と思います
たとえば何か、ご不幸があった時に「あの時地鎮祭をやらなかったからかしら・・・」
と気がかりがずっと続いてしまう事になります
地鎮祭をしないという事は、挨拶もしないで、新たな領域に踏み込む事ですから、気持ちが悪いです
来月、地鎮祭デビューをする、スタッフの「しずちゃん」が発見しました
宇都宮店の「しずちゃん」です
しず「専務!きいてください!笑っちゃうんですよ(笑)」
夕月「どうしましたか?」
しず「来月、お客様の地鎮祭を担当するので、ネット検索してみたら、うちの社長の写真が出て来るんですよ」
しずちゃんのスマホをのぞき込む
夕月「えっつ?ほんとだ~(笑)」
お墓探しのポータルサイトに、弊社社長の写真が使われていたのです
なんて事でしょう!
光栄です(笑)
地鎮祭を行う事は良い事ですから、どんどん広めて頂きたいものです
石のしんせきが行う「お墓の地鎮祭」について
石のしんせきが行う「お墓の地鎮祭」は、主に2種類あります
①スタッフバージョン(無料)
担当営業か、現場の職人が行います
般若心経と祝詞を奏上した後、お客様に、木の鍬を用いて、「鍬入れ(くわいれ)」をして頂きます(立ち合い可能な場合のみ)
塩・洗米で土地を清めます(竹や縄は省略)
弊社の工事は、お客様が立ち会えない時でも、現場の職人が行っていますので、ご安心ください
風水墓だけでなく、一般墓の工事や小さい工事でも行っています
②空海密教バージョン(有料)
阿闍梨 鷹觜元海が行います
現場次第ですが、竹を四方に刺し、縄を二重に張り、幣束を垂らして結界を造ります
本尊と祭壇を用意し、お供え物もたっぷり捧げます
結界の中で護摩を焚き(護摩壇を設置)
お客様の
先祖供養・家族繁栄・健康・所願成就・事業繁栄・工事安全・因縁解脱などをご祈念致します
お寺の墓地の場合、住職さんの許可が無いと行えません
(住職さんとコラボで行ったときもあります)
「え?神主さんじゃないの?」と思う人も多いと思います
神主さんにお願いするのが一般的ですが
石のしんせきでは、神仏混合スタイル(空海密教)で行っています
神と仏を分けたのは、明治時代と言われています
その前の時代から伝わる作法にご縁があり、お力を頂いているのです
本尊には、こんな感じの幣束(色の並べ方が違いますが)を用意し、
式が終わったら、お墓工事にも使用します
地鎮祭が終わった時、お客様に質問する事があります
夕月「いかがでしたか?ご準備大変じゃなかったですか?」と聞くと
先日のお客様は
「なんだかすごくスッキリしました~♡」
「お護摩の炎の中に、色々な物が出てきて、すごかったです」と、喜んで頂きました
お墓が建った後に、もう一度、開眼護摩供養をご依頼いただいていますが
夕月としては、お客様の喜ぶお顔を見られるのが楽しみです
地鎮祭をしない事が不幸に直結するかどうかは分かりませんが、
やっぱり、生きている人でも挨拶しないと気持ちが悪いです
人対人で、挨拶するのはあたりまえですが
人と土地も、縁があって結びつくもの
その後の良いお付き合いの為にも、初めに挨拶しておいた方がよさそうです
「うちのお墓、地鎮祭やらないで建てちゃったな~」と気になっている方は
お問い合わせまで、ご質問ください
対処法を、無料でお伝えします
陰宅風水鑑定士 鷹觜夕月