2023/01/29
すごく羽振りの良さそうな人でも、多額の借金を背負っている場合があります
すごくうまく行ってそうな会社でも、銀行への返済に頭を抱えている場合があります
「人は見かけによらず」とはよく言ったものです
ある地域で、実際にあった話
老舗で、なおかつ新規の事業も順調に伸ばしている中小企業がありました
社長をAさん(二代目)とします
その地域の経営者たちは、みんなAさんに対し一目置いていました
老舗の信用と、将来性を両方兼ね備えていたからからです
Aさんは周囲の人から、妬まれるほど、順調に事業を伸ばしていましたが
いつも元気な笑顔で、人柄が良く、人に好かれる存在でもありました
「生まれ変わったら、Aさんみたいになりたい」
そう、多くの経営者が思っていたでしょう
転機
Aさんに訪れた転機
それは他の地域への進出です
協力者を得て、「飛ぶ鳥落とす勢い」とは、まさにこの事
あっと言う間に会社を世界的に有名になったAさん
地元の経営者や同じ業界内だけでなく、一般的にも有名人なりました
実際は・・・
あるとき、Aさんの身内の女性が、話を聞いて欲しいと相談にいらっしゃいました
「どうしましたか?」と聞くと、
実は、Aさんの会社、非常にお金に困っているというのです
年商50億円の会社です
なのに、月末支払いの300万円が用意できず、困っているという状態
相談者の女性は、
「直観的に、何かがヤバい気がする!しかも、根本的な事がきっとヤバいんだと思ったんです。Aは、お墓参りもしないし、先祖に関して何もしない。だから私が何かしなくちゃって気持ちばっかり焦ってる。不安で夜も眠れない。」
Aさんの会社、聞けば聞くほど危ない状態だというので
まずは状況確認の為、会社・自宅・墓の風水鑑定をお勧めしました
でも、時すでに遅しだったのです
この時、すでにAさんは破産の手続きに入っていました
せめて、1年でも半年でも早く鑑定していれば、何か打つ手があったかもしれません
この後、いろいろと忙しかったAさん
今は別の業界で、再起しようと奮闘しています(もともと実力はある人なのです)
Aさん宅 お墓の鑑定
※写真は実際のAさんのお墓ではありません(似ているお墓です)
相変わらず、Aさんはお墓や先祖に興味が無いとの事で、相談に見えたAさんの身内の女性に頼まれて、お墓を鑑定してきました
どんなお墓だったか、特徴をあげておきます
【墓の建っている場所】
・お寺の墓地で、通路が迷路のようになっていて、親戚も迷う
・川沿い(大きな川の横は氣を抜かれる為、子孫は気力・体力不足になる)
・周りの木が育ちすぎて、落ち葉がどんどん墓に入ってくる
・木の陰になって、いつもうす暗い印象
・ロケーションが悪い(おそらく、お墓を建てた頃は良かったのだろう)管理不足
【お墓の特徴】
・間口が狭いのに、灯籠や墓誌、物置石があり、窮屈(いらないものが多すぎる)
・グレーの墓石(でかい)汚れがすごい
・表面に砂利(砂利も汚れている)
・納骨堂の中には、骨壺のまま納骨されていた(中に水が溜まっていた)
・寸法を計ると、入り口と奥行が悪い寸法になっていた
(財産を他人に奪われる意味の寸法)(身内で揉め事が多い寸法)
大まかには、このような特徴でした
身内の女性も、このお墓をお参りするとイライラすると言っており、どうにかしたいとの希望でしたが、施主のAさんの許可が無ければ、勝手をする事は出来ません
応急処置として、骨壺の中の水を抜いてその日は終了となりました
まず、身内の女性は、Aさんにお墓や先祖の大切さを気付いてもらいたいと、根気強くお話をすると、決意をしていました
人生の分岐点は見えない物ですが、絶対に逃してはいけないタイミングだと、思い知らされました
風水師は、相手に助けを求められた時しか、力を発揮できません
求められていないのに助言をすると「おせっかい」や「嫌な事を言われた」となってしまうからです。
日本においては、風水師に相談する事がまだ珍しい事というイメージですが、もっと気軽に大いなる風水の力を利用していただけるよう、活動して行きたいと思います。
みなさま、何か良いアディアがあったら、教えてください
よろしくお願いします