2023/01/15
「家の門」「お墓の門」それぞれの役割と注意点
最近「門」のある家って、少なくなった気がしませんか?
昔は、塀を造る事が多かったので、塀の終わりには門(もん)を付けるという設計が自然でした
しかし、予算が少ない事や、塀が高すぎると泥棒に狙われやすくなる事や、地震で倒れた時に大変だから
という理由で「塀」や「塀」を造る家が、今は極端に少ないようです
風水で、門は運の入り口と言われていますが・・・
「門構え」という言葉があるように、門がしっかりしている家はやはり立派です
門は、無いよりはあった方が良いのですが
門があるのに、運が悪くなるパターンがあります
代表的な2つのパターンを紹介しましょう
まず
①「門かぶりの松」
門に、松などの樹木が覆いかぶさっている形です
これは、木から垂れる汚れた雨水で、表札が非常に汚れやすい形なのです
表札には、大切な「家名」が入っています
これが汚れるのが、超凶相なのです
「表札が汚れる」=「家名が汚れる」=「不名誉を招く」
大切な家名が汚れる、不名誉な事を招きやすくなる相です
不名誉とは、家から犯罪者や被害者が出る。大黒柱の仕事が傾く。悪い噂が立つなどです
いま、そのような事態に陥っている家は、大急ぎで表札をピカピカに磨きましょう
会社なら表札は看板にあたります
お散歩をする時など、周りの家を良く観察してみてください
立派な松が門に覆いかぶさっている家は、活気が無い。もしくは若い人の気配が無い
という事気づくでしょう
次に
②「片門(かたもん)」
この凶パワーは非常に強力です
片門とは、1対(2個)であるべき門が、片方しかない(1個しかない)状態です
昔から「片門は家が傾く」と言われてきました
これも、お散歩がてら家を観察してみてください
門が片方しかない家は、衰退ムードが漂っています
もし、あなたの家に1本だけ門が付いているなら、撤去してしまいましょう
1本だけなら無い方が何倍もマシ!それが「門」というものです
最近多い、片門のお墓
最近、こんなお墓が人気みたいで、霊園でよく見かけます
昨今、墓地は縮小傾向。でも、ベンチも墓誌も欲しいという事で、こうなっているんでしょうね。
これは、ベンチ風の片門墓になります
風水では、たいていの物はシンメトリー(左右対称)が安定感を増す吉相としているのです
その逆のアシンメトリー(左右非対称)は、傾きやすく、見ていると脳が混乱する(ストレスを感じる)という事で凶相です
どうしても洋型が良いのなら、↓こちらの方がまだ良いです(おすすめしませんけどね)
左右対称で、墓誌が足元ではなく上座にあるので、その点はOKです
そもそも、墓誌はイラナイので無い方がさらに良いですが・・・
さらに霊園をよく観察していると、凶相と言われているデザイン墓や
このように、奇抜なお墓は、あまりお墓参りに来ている様子がありません
やっぱり、デザインの凝っているお墓ほど、飽きてしまう傾向にあるようです
さらに、変わった形や色のお墓ほど、石に傷が入っている事が多く
風水師としては、そんなお墓を見てしまうと
「この家のご主人は、お身体ご無事なんだろうか・・・?」と気になってしまいます
この「風水まめ知識」は、意外と石屋さんの読者さんが多いと聞きました
嬉しい事ですね
今日の最後に、石屋さんにメッセージです
「完璧な風水墓を造れとは言いません。お客様と御社の為に、なるべくシンプルなお墓を、ぜひ白御影石でおすすめしてあげてください。どうか、おねがいします。」
良きお墓が増えれば、幸せな家が増えます
幸せな家が増えれば、その地域は明るくなります
地域が明るくなれば、国は心から強くなります
石とお墓の文化を通じて、私はもう一度日本を温かく、強い国にできるのではないか?
その為に、私は石材業を生業としているのではないか?と思います
風水暦第1運期になった時、国の建て直しが始まりますが
その時の内容の充実度は、もうすぐ訪れる風水暦第9運期に、陰宅をどれだけ整えられるかにかかっていると、私は予想しています。皆さんはどう思いますか?
ご意見ご感想など、お待ちしています intaku@fusuibo.jp
陰宅風水鑑定士 鷹觜夕月