2024/03/08
少し前に注目された「樹木葬」を陰宅風水の視点から解説
結論から申し上げます
「樹木葬は供養が届きにくい形です」
なぜなら、成仏する為のエネルギーを樹木が奪ってしまうからです
お墓参りは、
「亡くなった人が成仏できるように、残された人がエネルギーを送る行為」
と、言い換える事ができます
そのエネルギーが、先祖の成仏に使われるのではなく
樹木が、自らの成長の為に消費してしまう
これが、風水で樹木葬をおすすめしない最大の理由です
樹木葬を希望する人の勘違い
私のところにも、樹木葬の相談が寄せられます
「なぜ、樹木葬をご希望されるのですか?」と聞くと
「樹木葬は、何となく自然に還すイメージで、良さそう」とか
「夫婦一緒は嫌なんです」
「子供がいないから、墓じまいしなくても良いお墓が良かった」
等という理由が多く見られます
まず、
樹木葬=自然に還せる
これが大きな勘違い
(はっきり言って、風水墓の方が自然に還せる造りです)
樹木葬もいくつかスタイルがありますが、ほとんどは「骨壺のまま納骨」です
骨つぼのまま、土管の様な円筒のなかに埋めるのですから、壺の中が水びたしになります
そして、埋っている場所があやふやになってしまうスタイルもあります
拝む人は「大体この辺に納骨されたはず・・・」という状態でお参りします
そして、埋めたところの上を、人が歩ける(芝刈りの人など)スタイルも有るのです
利便性(墓じまいや跡取りがいなくて良いから)が高く、一時は人気が出た樹木葬ですが
アンケートを取ると、驚きの結果がでました
樹木葬にした約70%の人が後悔している
「こんなはずじゃなかった」という思いをしている人が
かなり多くて驚きます。
*業界団体が調べた結果を参考にしています*
散骨も同じように後悔する人が多いスタイル
「お墓以外の選択肢はないのですか?」と、聞かれることもありますが
私はこう答えます
「お墓以外なら、お寺の納骨堂が良いでしょう」
何と言ってもお寺の住職さんは供養の専門家です
お経が聞こえるような環境であれば、荒れた魂もだんだんと静まる事でしょうね
将来どうなりたいかで、先祖の埋葬方は決まってくる
樹木葬や散骨を希望する方は、「終り・別れ」を希望している場合が多いです
たとえば、「家族と縁を切りたい」「旦那と一緒の墓はいやだ」「死んだら終わり、無になりたい」など
お墓を建立する人は、「家族がこの先も続きますように」「残した家族の幸せが続きますように」と「続く」事を願っている事が多いです
せっかくお墓を建てるのであれば、その「続く」が叶う建て方が良いですよね
家族の継続力を上げるなら、天地石の風水墓が一番です
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